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星神社「夏越の大祓」

羊です。今日は、大変暑い日になりましたが、名古屋の星神社に行き、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という神事に参加してきました。これは、一年を2期に分け、半年の間に知らず知らずに犯した罪、積もり積もった心身の穢れ、いっさいの災いを消滅し、清浄な本来の姿を取り戻すための祭祀です。午前10時から始まった大祓では、神職が大祓詞(おおはらえことば)を読み、その後、崇敬者は和紙を人の形に切った「人形」で体をなで、息を吹きかけます。こうして人の罪穢れを付着させた「人形」は、後で海や川に流されたり、焼かれたりします。「人形」は「形代(かたしろ)」といい、「撫物(なでもの)」とも呼ばれます。形代には姓名と年齢を書きます。日々の生活のすぐ近くに、こうしたちょっと特別な場所や時間を与えてくれるところがあり、そこは癒やしを与えてくれ、これからの生活にささやかな希望を与えてくれる。そんなことを感じながら帰宅しました。