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大平川探鳥

羊です。今日は、朝から曇空。暑くなってきたこの季節の探鳥には良いかなと思い、9:20AM、歩いて家を出発、国道1号線に出て、大平横断歩道橋を渡り、大平橋を通って大平川左岸へ、堰堤から大平川探鳥コースを逆に歩き、探鳥を始めました。堰堤にはアオサギ、セグロセキレイ、川の上を飛び回るツバメ、大平橋との間の川面で泳ぐカワウなどを観察、後ろの麦畑を見ると80羽ほどのスズメの群が飛び回っていました。少し歩き山綱川合流点へ移動すると、コゲラ、キジバトが飛びました。木が大きくなり、葉も茂り、川の下流が見にくくなっており、そこでは何も観察できませんでした。山綱川沿いに、高橋に移動途中、4羽のセグロセキレイに出会いました。その内3羽は若鳥で、1羽の親鳥が地面に落ちていた餌のような物(何かは確認できず)をくわえては若鳥の口に運んでいました。大きくてうまく食べることができず、どの若鳥も結局食べられず、4匹は飛び去りました。10:00AM高橋着。ここではセッカの声を聞くことができました。高橋を渡り、山綱川左岸を歩き、大平川左岸の林、その南に広がる田畑に出ました。出た所でスズメ100羽ほどの群れ、ツバメもたくさん飛び、ヒバリの声も聞こえてきました。稲を植えた所、麦を刈りそのままになっている所、水だけ入っている所と田畑の様子はいろいろで、その中を水路にそって歩き、仁田に向かいました。ヒバリ、ツバメ、カワラヒワ、ハシボソガラス、カルガモの若鳥などに出会い仁田の浄水場取水口に10:50AM着。対岸の丸石、砂地の広がった場所にじっと動かずうずくまっているイカルチドリを見つけました。ここではウグイスの声も聞かれました。11:15AM帰路に着き、林沿いの道を堰堤まで戻りました。その間、ウグイスがよく鳴いていました。新たにハシブトガラス、ハクセキレイ、イワツバメ、ムクドリも観察できました。堰堤には写真にとったササゴイがいました。12:00過ぎ、家に向かいましたが、途中、大平橋の上で、死んだゲンジボタルを見つけました。子供のころ、この辺りのゲンジボタルは「生田蛍」と呼ばれ、この大平橋下流の辺りにもたくさん飛んでいましたが、その後、生息環境が悪化し、見ることがなくなりました。近くの美合小学校では保護活動を続けており、近くの山綱川では少数ですが、毎年、見ることができます。少し環境が良くなり、この大平橋周辺でも飛ぶようになってきたのか、少し気を付けて見てみたいですね。今日の詳しい探鳥結果は、ホームページの「大平川探鳥会報告2022」のページに載せています。