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庭に来る鳥

羊です。今日は、朝から時々雪が舞う寒い日。窓から見ていると、こんな日にも庭に鳥たちがやって来る。紹介するのは4種。シロハラ、薄暗い茂みが好きなこの鳥、昨年の冬は庭木を整理し庭が明るくなったためか、姿を見ることがなかったが、この冬は来てくれた。エゴノキの根元に置いた枯れ葉の山をガサガサひっくり返し、昆虫などの食べ物を探している。背、翼、腰の茶褐色がきれい。ヒヨドリ、ピーヨ、ピーヨと騒がしく鳴く。人間による環境変化に順応し、都会に進出し、公園や街路樹で繁殖する都市鳥の代表。周年見られ、わが家の庭の木でも営巣した。青灰色味が強いぼさぼさした感じの頭、頬に褐色の斑がある。騒がしかったり、農作物に被害を与えたり、嫌う人が多く、探鳥会でも「ヒヨドリか。」とあまり注目されないが、よく見ると地味だがとてもきれいな鳥である。ムクドリ、今日は2羽で来てくれた。灰黒色のずんぐりした鳥で、白い顔と橙色の嘴と足が目立つ。農作物に被害を及ぼすことで嫌われているが、一方で膨大な量の昆虫を食べていることも忘れてはいけないと思う。隣の家の戸袋で営巣しているのを観察したことがある。ツグミ、赤茶色の羽と、胸から腹にかけての白黒のまだら模様が目立つ鳥。胸を反らせて地面に立つポーズも特徴的。冬鳥の代表で、毎年、わが家の庭には立春を過ぎるころやってくる。今日は、シロハラとよく追かけっこをしていた。