健太です。窓から庭を見ているとこのところいろいろな鳥がやってきます。僕はその度にじっと見てしまいます。最近よくエゴノキに2羽でやってくる頭が白と黒、お腹が褐色のよく動く鳥、嘴で木の枝などをコツコツ叩いています。羊さんに尋ねると、「ヤマガラだよ。」と教えてくれました。羊さんが子供の頃、お正月に豊川稲荷に行くと、参拝のための沿道で、おじさんがヤマガラ芸をしていたそうです。賽銭を渡すとおじさんがかごを開け、ヤマガラにお賽銭を渡す。するとヤマガラが小さな参道をちょんちょんと進んでいき、賽銭箱に小銭を落としてから鈴をガラガラと鳴らす。さらに階段を上ってお宮の扉を開き、中からおみくじを取りだして持ち帰る。そしておみくじを何度か表裏ひっくり返し、封を開けておじさんに渡し、麻の実をもらってからかごに戻る。野鳥は鳥獣保護法で飼育が禁じられていますので、今では見ることができません。羊さんは、この鳥を見るといつもその様子を思い出すそうです。